「遊んでへん」

 墓参りのあとは、畑で草引きをする。くたびれさせて昼寝の間にブログを書くのだ。
 ばあちゃんはこのごろ同じ畝を行ったり来たり、そりゃ楽だろう、引いたあとなら草も小さい。「ここ、引いて」といちいち言うのも面倒だ。脱走しなければよしとしよう。
 「勘忍しておくなはれ。なにからなにまで、たいへんです〜」とまた独り言、ひっきりなし、声がかすれる。私が水かけしていて、ばあちゃんに届いたらしい。「ぬれるがな!水かけて!なにも遊んでへんで」そこまで言うか?わざとかけたわけでなし、ぬれるほどかかったわけでなし... 日本語通じないのに、こんなときは、きっちり反応すること!ぼけてるに見えない。
 家に帰り、パンを食べて、3時45分、昼寝だ。さぁ、書こう。