存在

 朝、NHKの連続テレビ小説ちりとてちん」を見ていた。主人公の一家が話している。
 息子が言う「うちの女たちは、お姉ちゃんもおばあちゃんも突拍子もないことをするよ」お母さんが「おかあちゃんはおとなしいよ〜」息子は「お母ちゃんは、存在が突拍子もない」
 思わず、笑って吹き出してしまった。あはは〜...ほんと、ほんと。お姉ちゃんは突然「落語家になる」と言い、修行中。おばあちゃんは「スペインに移住する」と言いだしたので、家族がのけぞっていた。お母ちゃんはいつもいつも、とっぴもないことを言い、やってのける。見ているとおもしろいが、家族ははらはらするだろう。
 NHK朝の連続テレビ小説は、だいたい後期の大阪制作がおもしろい。脇役でおもしろい人たちも出るし、関西に近い言葉で慣れ親しんでいるし、楽しみである。また後半のほうが、うちの家業・農業がひまなので見やすいのもある。
 でも「存在が突拍子もない」なんて、なんか、私も言われそうだ〜。このごろ、とんでもないこと、しでかすからなぁ。