NHK生活ほっとモーニングに松本一生先生出演

 今日は東京で生出演だ。忙しいので大変ね。舞台で間近に見るよりも素敵だったな。きちんとおさまっている、というかな...いらんことはさておき...
 今日は「認知症2 自分らしく働きたい 若年認知症の人」
 出演は九州の足立昭一さんである。59歳。市役所に勤め、36年間、仕事一筋できた。若年認知症と診断されて仕事をやめたが、誇りを捨てることはできない。自分はまだ働きたい。バドミントンで鍛えた体力なら同年代に負けない。少しの手助けでできることはある。
 奥さんの由美子さんは「昭一・由美子のラブストーリー」という日記を書き始め、できごとや感じたことを書き由美子さんがメッセージを書く。昭一さんが「何で認知症なのか。なおらせてください」と書けば由美子さんは「足立型認知症は私がなおす」と書く。
 しかし、退職したら経済的に困る。障害年金をもらおうと二人で社会保険事務所に行くが、この年金をもらうのは条件がある。診断されて1年半後でないともらえないというのだ。自分で書類を揃えて申請しなければならない。まったくこういうところは不親切。
 本日のゲストは山本晋也監督だ。
 8時53分になり、松本先生が登場。足立さんも「何かおかしい」と思い、病院にいくが正しく診断されない。「うつ病」と間違われたりする。すこしずつできなくなっているとき、まわりに理解されないと、本当に「うつ」になっていく、と言われる。
 山本監督も、医療で認知症と診断されたあとが、社会的な支援が遅れている。本人の「働きたい」という意欲に対して企業がどういう姿勢で迎えるか。
 また、本人たちの居場所を作る、支えるネットワークということで、
NPO法人若年認知症サポートセンター
+大阪「愛都の会」
+「認知症の人と家族の会」
 
 まだまだ知られていない中で、この番組はよかったと思う。