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1.2006年7月19日 秋篠宮殿下が「このゆびとーまれ」をご訪問
2.殿下をどう呼べばいいか?「王子様、王子様」と呼ぶ。殿下を見たら手を上げているじいちゃん。昭和天皇の命令で戦争に行って命令で帰ってきたじいちゃんだから「ただ今、帰ってきました。申し訳ありませんでした」と言う。思わず、涙する私たち。後ろで笑っているのは富山市長で、明るい市長なんだ。
3.ばあちゃんと赤ちゃん。笑っている。
4.ばあちゃんと女の子。「まやく」じゃありません。しゃぼん玉です。
5.ばあちゃん
6.じいちゃん
7.ばあちゃん。歯が1本しかない。
8.碁をうっている。
9.ばあちゃんと赤ちゃん
10.昼寝しているばあちゃんと子ども二人。今の日本に何が足りないか?
11.手浴。3歳の男の子が手伝う。半分じゃまだが。青木しもん先生が「これだ。年よりの介護と亡くなる場面を子供に見せないから、体験させないから、自分の命もひとの命も大切にしないのだ」私が看護学校の卒業式の話に呼ばれたとき「感動した」と言うので「何に?」と聞くと「手浴の洗面器が二重になっていて、間に石鹸が置いてある。これだと石鹸がふやけない」感動の場面もいろいろですね。
12.障害がある方どうしのご夫妻。還暦のお祝いをしている。
13.赤ちゃんで、生まれつき障害があり、心臓に奇形があった。幼くしてなくなった。
14.昼寝の子
15.これはまた、路地で寝ている子ども達。袋小路なので危なくはない。昔の光景そのまま。
16.ばあちゃんにとっての自立とは?
17.ばあちゃんが子どもをおんぶしている。この人は「そうまんさん、日本のけいさつは優秀だね。わたしが散歩しとったら、丁寧に迎えに来てくれた」と言う。赤ちゃんに「あんたも、歯、ないのけ?はよ、入れ歯、作らな」と言う。
18.じいちゃんと赤ちゃんとそうまんさん。
19.「このゆびとーまれ」では知的障害の人が5人、働いている。きょうこちゃんは「一番偉いのはそうまんさん、二番目が西村さんで、3番目はわたし。そうまんさんがわたしを頼りにしている」と言う。スタッフが58人いて、ボランティアも入れて60人以上に給料を払っている。
20.「とっぺ」(とうふ)のおつゆを作っている男性。障害があっても、アパートを借りて、給料と年金で自立している。
21.重度障害者にとって自立とは?自分のうち以外にどこか、通う場所があること、ではないか?
 また「文字の画面」にもどる。
1.「障がい者を持つ母親にとっての自立とは?」昔は「私も働きたい」と言うと「こんな重い障がいを持つ子を置いて、どうして働けるの?この子を育てるのが仕事」と言われた。悔いはない。しかし、今後は障がい児の親に「働きながら子どもを育てる」「働かず育児に専念する」という選択肢のある社会になってもらいたい。「この子より1日でも長く生きたい。この子を残して死ねるか」という社会ではなく「この子が残るが安心して死ねるわ」という社会になるように。「この子が生まれてきてよかったという社会に」
2.「富山型デイサービスが制度に」2006年10月1日から。
3.「お年よりは介護保険 障がい者は自立支援法」
4.市町村が「基準該当」をとらなければならない。障がい者は「基準該当生活介護」で利用できる。1回 6960円。利用料は10%と食事代負担。ただし、収入が低い人はもっと低い。
5.全国の多くの市町村は「うちの市は基準該当はとらない」と言う
6.地域包括支援センターは、お年よりだけでなく、全ての人の相談に。(障がい者や低体重児なども)
7.富山県は「基準該当のショートステイ」が全国トップである。5〜10床のショートステイが多い。「このゆびとーまれ」では3床である。
8.全国のほとんどの市町村は基準該当ショートステイを認めない。
9.どちらが介護の質が高いか?「基準該当」の「利用者5人に対し、夜勤者1人」と「指定」の「利用者20人に夜勤者1人」で3は?(あ〜、これは制度を知らないしろうとの判断できる世界ではない)
10.これからの福祉はどれを望むか? 「低負担で低福祉」 「中負担で中福祉」 「高負担で高福祉」 国民は「高福祉、低負担」を望むでしょう。
11.介護職員の離職率が高い 厚生労働省「介護サービス施設事業所調査・平成16年」から
 1.給与等収入が低い 47.8%  2.有給休暇がとりにくい 43.9%  3.業務の負担や責任が大きすぎる 29.7%  4.仕事がきつく、体力的に不安 26.8%  樋口恵子さんが「月3万円上げよう」という要求を出しておられる。結婚できない。子どもを作れない。病院のナースは対人関係などでやめることが多いが、介護職は給料が低くてやめる、などはおかしい。(そうだ、そうだ、みな、デモに行かなくちゃ。黙っていても変わらないよ)
12.潜在介護福祉士 全国で20万人(43%) 現在働いている介護福祉士 27万人(57%)
13.准介護福祉士の誕生反対! じつは認められてしまった。
14.これからもお年よりや障がい者の介護を日本人が責任を持ってする。「みんなで支えあっていかんまいけ」
15.兵庫県民一人ひとりが、日々感動とチャレンジ精神をもち、死にがいのある町づくりを進める。富山県審議会で知事は「死にがいじゃだめや」と言っています。(生きがい、やろ?)
16.「兵庫県で死ぬんだ」と腹をくくる。「私もこうやって死にたい」「畳の上で大往生されてよかった」という死を多くする。「身近な死のありがたさを感じる町づくり」
 
 あと1分ください。私は14年間、働いて働いてきました。
1.赤十字の理念。あしたの100人より今の1人を救え。NPOは制度があって活動するのではなく、町にニーズがあってあとから制度ができる。
2.ケネディの言葉。「国が君たちのために何をしてくれるか、ではなく、君たちが国のために何ができるか、だ。国民一人ひとりが何ができるか。きっとこの国はすみやすい国になる。