安永道生講演会「認知症の人を支える」 5月24日(土) 明美さんからファックス

 昨日の講演会は最初から最後まで、私は泣いていました。
 4人の介護者が体験談を話し、安永さんが介護職の人達に「介護者はこんな思いをしているんやで」と説明してくださるのが「そうです。そのとおりです」という感じですね。
 りんごちゃん、早苗さん、まきさん、悦子さんが話をしました。実際の生の声を聞いて学ぶということでしょうか。
 りんごちゃんが「母がデイから帰るので」と言われ、途中で退席されたのですが、会場から「頑張って下さいね」との声がいくつかあり、私までうれしくなりました。
 安永さんは一方的に話すのではなく、車座になり話しあいながら進めたかったようですが、人数が多くてできませんでした。
 
 ところで、今回の東京「あじさい荘」見学のため、主人はショートステイを使いました。ショートから帰り、主人は私が声をかけても怒った顔で、手で払いのけて「やめてくれ〜」という様子でした。2時間怒って、その後2時間、ぐっすり眠りました。そしてやっと夕食を食べてくれました。
 ショートでは「むせ」があり、誤嚥したからと、吸引されたようです。押さえられた跡も、手に残っていました。食事形態が変わり「キザミ食」にされ、そのほうがむせてしまいそうです。「昼食の量が少なかったから」と、栄養ドリンクも使っていたようです。昼が少なかったら夜は食べるのになぁと思いました。
 でも「大勢のところでは進まないのか」と、一人で食べさせてもらったり、手厚くお世話してもらったようです。水分も「家では1500ccから2000ccを目標にしていますので」とお願いしたら、お茶ゼリーを作り、コップぐらいの大きさのを毎日8個、食べさせてくださったそうです。
 また、食後にはトイレ誘導してもらい、トイレでおしっこが出ているようです。
 良かったことはお礼を言い、困ったことはお願いをして、コミュニケーションを取り合って、良い関係づくりをしたいと思っています。私が倒れたら、お父さんのいけるところを作りたいからです。半年に一度、1〜2泊、ではむずかしいでしょうか?
 
 では、北海道旅行、またお世話になります。いよちゃんも「よろしく」と言っておられます。私も伸子さんも「長」とつくのが嫌いなので「お出かけタイ」の「隊長」はいません。サポーターの人たちが案内状の封筒入れやら発送やら手伝ってくださるので助かっています。