アイヌ舞踊見学に移動  2時45分着

 ホテルの前にバスがいる。「アイヌコタンは坂道が急なので、歩きにくい人はバスに乗ってください」と言われ、いよちゃんたちはバスに乗る。
 安永さんがホテルで空気入れを借りて、予備の車椅子に空気を入れてくれたので、悦子パパは乗換えだ。少しでも乗りやすいかな?
 バスには乗らずに歩いて行くというので、私が押して悦子さんと梅ちゃんが左右から引っ張って行く。「幸運の森商店街」の歩道はでこぼこだし、左に車道向いて傾いているのだ。梅ちゃんが「歩道に下りよう。そのほうが安全」と言う。左折して車道を行く。ガードマンさんがいる。右折してアイヌコタンに向かう坂道はなるほど急!だ〜。ふうふう、言っていると、左から国さまが来て「代わりましょう」と言ってくれたので「サンキュー」と言って渡す。暑かったよ〜。
 左右は民芸店なのに、見にも行かず「アイヌ古式舞踊」の館に入る。まだみんな来ていない。貸切状態で上演時刻を遅らせて待っていてくださる。道路を回ってバスが裏の駐車場に到着したので、車椅子組を迎えに行った。そこは野外ステージがあり、若者が練習中であった。
 いよちゃんたちはさっさと降りてきた。車椅子で館に入るには少し坂道になっているので、後ろ向きにおりて左に回転し、最後の入り口の段差は館の係りの人に手伝ってもらう。3組誘導した。ゆりさんは「こんな坂なら前向きで下りるよ」と言われ、さすが長年の介護の人は実力が違う。でも、たまにはひとに手伝ってもらって、自分は楽をしてよね。それとも、はらはらして見てられないかい?ゆりさんがパパに話しかけているのを聞いていると「親子」みたいなんだよ。ゆりさんが「お母さん」みたいなんだ。パパはにこにこしている。去年のままだ〜。