二人で反省会

 なんか、納まりが悪いようなんですね〜。「禁煙」なのに煙草を吸っているんであります。私は眠いよ〜。
 でも、一通り、反省を聞く。
 その1.「阿寒湖の遊覧船で。いっちゃんがビデオ撮影に夢中で、通路をふさいでいた。あとから来る人が乗り込めない。それで『のいて。あとの人が通れない』と言うと、いっちゃんはにっこり笑い『ごめん』と言ってのいてくれた。その後、皆がさっさと移動・集合するようになり、わしは皆の後ろからついて行った。側さんは最後尾を気にする必要がなくなり、前に立って誘導するだけでよくなった。集合時刻に遅れる人はなくなった」
 
 その2.「たしか『一般の温泉は男女別なので、女性介護職が男湯に入れない。それで我々に入浴介助を頼んだのではなかったか?『風曜日』は大浴場が貸切だから、女性介護職でも入浴介助が出来る。また、部屋のお風呂も使いやすい。『介護職が安永さんに介助を習いたい』と言うていたのではなかったか?そう思って我々は『今日は下着をつけたまま介助しよう』と言っていたのだ。なのに、誰も『教えてもらいたい』とやってこない。見にも来ない」
 そうでした。見にきませんでした。

 その3.「今日の悦子パパはうまくいった。わしが初めから『手すり』のかわりになり、パパに腕をつかんでもらって、耳元で『温泉やで、熱ないで、気持ちいいで』言うてたんや。安永さんは『あんたの声がええわ〜。つねあき君のガラガラ声はだまってて。その調子でずっとささやいてて』言うて、さっさと洗ったんや。シャワーチェアーの座面がくりぬいてあって、腰かけたまま、お尻が洗えるようになってる。洗い終わって、わしが腕をあげたら、じいちゃんもついてあがる。自分が気持ちいいときは、手の力がゆるくなる。緊張するとギュッとにぎってくる。お風呂の階段を一段おりたら、腰までつかる。もう1段おりると胸までつかる。じいちゃんに『よかったな』言うたら『うん』言うてくれたで」ほぅ〜、お疲れさんでしたなぁ〜。