「たたかうおばあちゃん」を守るために闘う

 「たたかうおばあちゃん」をあちこちに送っていたら、恩師がお手紙をくださって「あなたは『たたかうおばあちゃん』を守るために闘っているのですね」と書いてくださった。さすが、恩師はいくつになってもありがたい。そうだったのか。自分では気がつかなかった。
 「たたかうおばあちゃん」をホームページに書き始めたころは「こら!」という感じで、ばあちゃんがとんでもないことをすると叱っていた。ばあちゃんと闘っていたかも知れない。
 デイやステイから帰って困ることがあると「家ではこうなるので、デイやステイにいるときに気をつけてもらいたい」とその都度、スタッフさんやケアマネさんに伝えて対処してもらってきた。ケアマネさんは4人目だが、皆、とても良い方で時間をかけて話し合ってきた。ステイも取りたい日に取ってもらっているし、時間延長や急な用事にも対応してもらえる。こうなるまでには長い時間がかかったとだけ言っておこう。間違っても利用している施設のスタッフさんと戦ってはいけない。敵ではない。こんな制度を作った国や自治体に間違いがあるのだから、ともに手をとり共闘する立場なのだ。