でか!マーク

 バスに乗り、小学校に行く。掃除当番仲間にPTA委員をしていた人もいて「小学校の郵便受けはどこにあるの?」と訊くと「西門です」と言う。一つ手前のバス停でおりて坂道を下って行った。私も長女もこの学校の出身だが、そのころは植木の間から運動場が見えるのんびりさだった。今は門の所が平らにして校舎の入り口、下足室、うん、エントランス、という感じ。
 郵便受け?あるけど、まったく目立たない。小さなスチールの家庭用と同じ。横にある「教委文書連絡箱」の方が大きい。中に何人かの保護者がおられて、警備員さんと話しておられる。外には「来校者名簿」がある。なかなか警備がものものしい。この警備員さんの勤務が終わったあとの、ごごの時間を町の各団体が受け持って当番をしている。老人クラブ・民生児童委員などだ。
 警備員さんに「ポストはこれですか?」と訊いて大型封筒を見せた。表には児童の宛名と「敬老の日・まごころ葉書のお礼」と書き、私の住所も名前も書いた。裏を見なくても内容がわかるように書いて「決して怪しいものではない」と証明しないとね。
 毎年、児童が手漉きで葉書を作り、全校で「おじいさん・おばあさんへ」と書いてくれる。今年は1年生の女の子で、上手に絵と字が書いてあった。お礼に手紙を書き「どうぶつものがたり・いのししの巻・まむしの巻」を入れた。「読んでね」
 また歩いて郵便局に行く。また歩いてJRに乗り、宝塚で下車。見ると下りホームにあるトイレの入り口正面の壁いっぱいの大きな「男・女」のマーク! 天井の高さだから等身大よりでかいだろう。インパクト、ありすぎだよ。