「特別養護老人ホーム幻月苑」阿比聖介著 雲母書房 2008年

 短編集である。
「虚構」「虹の色」「赤い月」「淡雪」「風の景色」「群青」「夢月」「蟹のかたち」「浄域」「二人旅」の10編からなる。
「淡雪」まで読めた。
 帯には「三好春樹氏 絶賛」とある。だから買ったわけではないが、これは私とは趣味があわない。おどろおどろしい。読み終わったらまた書く。
 宮部みゆきさんの「おそろし」のほうが読後におどろおどろしさが残らないと感じた。