SO−JI君

「寝る暇も無いほど忙しい」実業家の人は「SO−JI」君を買ったと言う。「それ、何?」「お掃除ロボット」「見たい〜」と言うと持って来てくれた。丸い平らな、ヘルスメーターみたいなやつで、スイッチを入れると、前進して下についたブラシでお掃除をする。対象物にあたると、しばらく止まって後退して、方向転換する。絨毯にあたると、止まっている。「なんで?」と訊くと友達は「もだえてるの」と教えてくれる。あはは...あはは...「夫が全部してくれる」友達が「お掃除なんか、モップでヒョイヒョイとやればいいやん」と言う。私は「腰痛になったことの無い人が、そういうことを言ってはいけないよ。ほんとにつらいんだから」とたしなめた。60歳なんだもの、今まで医者に縁がなくてもこれからはわからない。耳学問で何でも聞いて知っておくとあとから役にたつ。
 結局、いろいろ食べてしゃべって「また来年」になった。おっと今年は5月に還暦同窓会をするのだ。私も幹事の一員なので、ご協力を。