高校入試の面接

 今日は私立高校の出願日らしい。3年生は給食がない。出願に行く生徒は教室でお弁当を食べてから高校に行く。私立を志願しない生徒は下校する。
 今日の授業は面接の練習だ。面接官は先生で私も隣に座り、質問をさせてもらった。
 最初は3人同時にする。受験番号・氏名・生年月日・校長先生の名前をまず尋ねられる。「あなたは自分の性格をどう思いますか」「長所は何ですか?」「短所は何ですか?」「好きな科目は?」「嫌いな科目は?」「趣味は何ですか?」「どんなクラブに入っていましたか?」「高校に入ったら何をしたいですか?」「高校では規則が厳しいですが守れますか?」などを訊いていく。
 生徒達はあらかじめ、面接用紙に自分の答を書いているのだが、初めてのことで緊張したり、恥ずかしがって笑い出したりする。
 終わってから指導講評をするのだが、先生は「次の練習は校長先生と教頭先生ですから、今の態度では不合格です。やりなおし!」と手厳しい。高校は勉強も作業実習も職場実習も厳しいのだから、当たり前だ。覚悟して進学してもらいたい。
 2年生がいるのだが、練習が終わってから先輩の3年生に偉そうに批評するので「生意気だ!」と叱ってやった。そういう態度では将来が心配だ。対人関係を学ぶために特別支援学級に在籍しているのだから。