お茶

 今日は雨模様でヘルパーさんと3人で喫茶「我夢」に行く。お世話になったお礼と、私だってばあちゃんを連れて外出できず、欲求不満だ。甘い物を食べたいもん。若きパティシェ手作りのケーキを注文する。
 ヘルパーさんとばあちゃんはシフォンケーキだ。生クリームとミントの葉がかざってある。ばあちゃんのケーキは私がナイフで切ってやった。初めはフォークにさしていたが、途中から左手・右手の両方でつかんで食べ始めた。あれまぁ。こぼさんでよろしい。けれども動物的だなぁ。
 実は以前はよくこの喫茶店にばあちゃんも連れて来ていた。お箸を使って上手に食べるからだ。でも「あっあっ」というようになってからは遠慮していた。
 今日は入り口を入った左の、隠れ家のような席に座る。ばあちゃんは一心不乱に食べる。デイやステイやらに行ったら、こうして食べているのだろうか?ヘルパーさんは「ばあちゃんよりももっと乱暴な人がいるよ。たたいたり、つねったりするよ」と言われるが「ばあちゃんだって前はもっと乱暴で、たたいたり、つねったりしていたよ。これでもおとなしくなったのよ」
 前はステイに行くと「不穏でした」とよく言われたし、「土・日曜日のご利用は遠慮してください」と言われたり「デイサービス・怒った回数調査票」を見せられたりした。「怒るには理由があるでしょう?」と言いたいし、受け止める介護職の態度にもよるでしょう?このヘルパーさんは、なんか不思議な雰囲気で「なんでもこい」みたいなところがある。ごく自然にほわ〜んと受け止められているような... 
 家に帰り、デイから帰ったときのような感じで、ヘルパーさんの車からおりて昼寝。うふふ!