雨の日

 土曜日の午後、雨が降った。ばあちゃんが昼寝なので、私も家事をしていたが、稲の水かけが要らないぐらいは降った。
 でもやんでから、近所の百姓のおばちゃんたちが「もっと降るかと期待してたのに〜、足らんわぁ〜」田んぼに溜まるどころか、ちょっと「おしめり」ぐらいだった。
 春は雨を待って、雨がっぱを着て田んぼに行くのだ。