「女性の4人に1人が65歳以上」

 敬老の日になると、出るニュース。65歳以上の人口の発表だ。
 男性の5人に1人、女性の4人に1人が65歳以上だと言う。
 私たち団塊の世代が65歳以上になるころには、この人口比はどれぐらいになるのだろう。考えると怖ろしくなる。
 介護をされる人たちについては、家族だけで支えるのではなく、公的サービスを利用しながら、それ以外に地域での助け合いを作っていかねばと思う。団塊の我々が作るものだと思う。
 また、政府には「若者の雇用」を真っ先にやってほしい。次男の年齢の実感として「我々の年代はこきつかわれている」 正社員は過労死するほどに使われ、非正規雇用の人たちのくびはどんどん切る。そんなことをしていては、何年か先、この年代が社会を支えるときに、どんな不安定な危ない社会になっているか、少し考えれば、想像がつく。
 「資本主義だからしかたがない」と若者は思っているらしいが、そうではない。そのために「労働者の団結権や団体交渉権」がある。組合が弱いからかもしれない。会社は儲かっているはずだ。株主配当もきちんと出している。労働者に分配しないで株主にだけ分配していてはいけないと思う。