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 お通夜とお葬式の手伝いを一緒にした人が言う。「百姓の方が楽やわ」そんなはずはない。
 別の人が「慣れないことしたら疲れたわ」これが真実だろう。
 ブログを読んだ人が言う。「よくそんなにいろいろなことができますね。体に気をつけてね」同時進行かい?それはね、元々、ばあちゃんとべったりひっつきたくないし「介護は片手間よ」というポーズだったのだが、実はつまり、そうでもしないと神経がもたない。
 また、同時にいろいろができないと、百姓はできないし 養子養女は勤まらない。
「ばあちゃんがいなくなってさみしくなったね」も「今はまだ気が張っているけど、どっと疲れがでるよ」も当てはまらない。百姓は「土に帰る」思想「お天道のおかげ」「宇宙の子ども」...わからなくてもいいです。自分とは違う感覚の人も、世の中には いるのです。
 中学生の時に同級生を事故でなくし、大学の時は自殺した人がいて、なくした友は忘れられない。その時点で「ときが止まる」のだもの。みんなみんな 私の心の中に住んでいて、私を守ってくれる。「千の風」よりも もっと強い味方。
 それから「慣れない仕事」に強いのは職業病であろう。学校は、イベントとハプニングの合間に授業をやっているようなものだ。