「あさひ家のこれまでとこれから」朝日新聞1月1日「生活」面「ケアのかたち・超高齢社会に挑む」

 すごろくではないが、介護人生が帯になって表されている。
 「1997年介護保険法成立」という旗を振るお父さん・45才、お母さん・45才「自分で受けたいサービスを選べるようになるんだね」、朝子・11才「お年寄りを社会全体で支えていくのね」、おじいちゃん・75才、犬、おばちゃん・70才「私がした苦労は家族にさせたくないわ」という家族構成だ。
「2000年介護保険制度始まる」の旗を振る朝子、「転んで骨が折れたみたいじゃ」と言うおじいちゃん、「クーン・ごめん」と犬。
「夕日町役場の者です。要介護認定に来ました」と来て「普段、洋服は自分で着替えられますか?」ときかれ「はい!」と答えると
「あさひさんは要介護1ですね。一緒にケアプランを考えましょう」
帯は一転!して「またおじいちゃんがいない!」おじいちゃんは「うちへの帰り方がわからんのう」と言っている。
 2003年、おじいちゃんが特別養護老人ホームに入所。
 2005年、請求書を見たお父さん「あれ?特養の食費や居住費も負担するんだ」
 2006年、介護予防が始まる。おばあちゃん、要支援になる。「筋肉つけましょうね!ファィト!」とダンベルをすすめる介護職に「意味があるのかねぇ!」と首をかしげるおばあちゃん。
 ケアプラン作成で「同居のご家族がいる場合、調理しづらくなりました」とケアマネにいわれ「そんな!」と怒るお母さん、チンプンカンプンのおばあちゃん。
 「小泉内閣骨太の方針社会保障費が削られることに・・との見出し。ワォーンとなく犬。
 おばあちゃん「軽い脳梗塞ですね。」と言われ入院。「3か月以内に転院先を探して下さい」と看護師に言われ、またも「そんな!」と声をあげるお母さん。おばあちゃん退院。
 2009年、朝子さんは就職難。お父さんは収入減。ともに「どうしよう」
 2010年 お父さん転職!「介護の仕事がんばるぞ」
 お母さんは地域のお年寄りのために「自宅でお茶のみサロンを始めるわ!」
 リボンの最後は 将来は
「痛みはないですか?」ときくお医者さん「血圧は安定しています」と言う看護師さん「入浴介助しましょうか」と言うヘルパーさんたちに「安心して我が家で人生を全うできそうだわ」と言うおばあちゃん。そこへ「みなさんお茶はいかが?」と持ってくるお母さん。

 うーん、こんなになる?それに、なんでお母さんが自宅で「お茶のみサロン」をやらんといかんの?飛躍でしょう?それに一人でやることじゃないよ。誰かと一緒にしないと一人ではしんどいよ。