創刊の言葉「介護する人・介護される人の立場に立った情報誌」

 「いま、私たちの国は介護新時代を迎えようとしています」に始まる文章は、編集部の意気込みが感じられ、心ふるえるものがある。全文をのせたいが、いけないでしょうね?買って読んでください。バックナンバーがあります。「芳林社」「ベターケア」で検索してください。
 「百人百色の介護」の前書きも「実際に介護似携わっている方々を取り巻く環境は、千差万別です。・・・それぞれ介護の仕方の違いはあっても、考え方や行動は、お互い参考になるはずです」とあり「データ」欄には「主な障害と健康状態」「日常生活動作」「利用サービスの内容」「家族の状況」に分けて示され、よくわかるようになっている。ばあちゃんの取材を受けたときも変わらなかった。また別の囲みには、その地域の自治体が設けている相談窓口やサービスの施設などがまとめられており、その地域に住む人が利用できるだけでなく、他の地域の人が求めるときの参考にもなる。 
 目次だけ見ても盛りだくさんだが、読めばますます感激だ。こんないっぱい載った本をなんで知らなかったのだろう?損をしたなぁ。そう思うと、いとおしく、抱きしめたくなった。12年たっても少しも色あせないのは、社会が進んでいないからか?編集長さんの怒りの手紙も当たり前だ。