社会見学

 中学生たちの社会見学について行った。「手をつなぐ子らの作品展」という。市内にあるいくつかの特別支援学校と小学校中学校の特別支援学級が集まって学習の成果を発表する。力作が集まる。
 小学校は児童と担任の先生が合同で大きな作品を作るので、見事である。中学になるとわざわざ作る作品は無い。各教科の作品が並ぶ。美術ではお面、習字では書き初め、国語の個人新聞などである。
 あとで階下の書き初め展を見に行った。こちらも各学校の代表だから上手である。学校では習字の授業が少ないのに、冬休みの宿題が書き初めで、上手なのは習いに行っている生徒だという。「1万時間の法則」で言えば、学校の授業では全く足りないということだ。そんなものかな。習い事ができるだけの余裕かな。
 私も私の子供たちも習い事をしていない。今はいろいろ習い事は当たり前という感じで、子供たちにうらまれているかも知れない。
 話がそれた。社会見学が楽しみなのは、バスや電車に乗ることだ。切符を買うのも良い経験だ。何しろ不便な土地に住んでいるので、どこへ行くのもマイカーという生徒もいる。
 皆でレストランに入ったのも楽しかった。先生の知り合いのレストランで居心地良かった。ランチなど好きなものをたのみ、ナイフとフォークを使い、デザートまたはコーヒーか紅茶まであるのだもの、ゆっくり楽しんだ。西宮戎にもお参りしたり、池のほとりの茶店にも寄った。
 帰りは市役所の近くから「さくらやまなみバス」に乗り、あちこちのバス停を寄りながら、1時間近くかけて帰った。お疲れ様。でも、バス代も高いのだよ。私の最寄駅まで、750円だった。そこからまた別の系統のバスに乗り、5分で150円だ。