原稿

 「たたかうおばあちゃん」の本にする原稿を見せてもらった。
 書き始めた最初のころのページは、自分でも気にいっていて、何度読んでも好きなんだ。
 そのうち、しんどい、しんどい、ばあちゃんのすさまじいこと。しつこいぐらい書いていて、消したくなってきた。
 もちろん膨大なブログから選ぶときに、消したい過去は捨てている。なのに、なのに、しんどいこと。私も荒れていたんだなあ。
 最近の方が読みやすいもの。「もういいや」と開きなおったか、「さくら会」や「つどい場さくらちゃん」に入り、勉強するようになったからもあるし、介護は一人でしていてはだめだよ。
 たまに「前書きとあとがきをどう書こうかな」などと考えて一人ニヤニヤしたりして、あほやねぇ。まあ、もっと形になって、それから書こうかな。期日が迫らないと書けない性格なんだよ。もっとさっさとできたらねぇ。
 面白いのは、教え子にコピーを送ったら「先生、たたかうおばあちゃんは実話なんですね」って、フィクションでは書けないわよ〜、残念ながらそんなに想像力豊かではないもん。あはは。