ボランティア

 昨夜の電話は特別支援学校の先生だった。
「今、富良野に泊まっているの。修学旅行の下見です。旭山動物園に行くんだけど『つどい場さくらちゃん車椅子の旅日記』に、『旭山動物園でボランティアの皆さんにお世話になった』とありましたね。お願いできるかしら?」「何?もっと早く言ってよ。修学旅行はいつ?生徒は何人?先生は?車椅子は?」
 とりあえず『旅工房』の側さんに電話をする。もう社長は後輩に譲り、お手伝いの立場だからなあ。案の定、留守電電話だ。メッセージを入れてメールをパソコンに送る。
 今朝、メールが来た。「思い出して下さってありがとう」とある。忘れませんよ。「今からその先生に電話します」速!
 私が先にかける。「電波が届かないか電源が入っていません」もう 全く!
 側さんに「先生が電話に出ません」と送る。メール第2弾が返ってくる。「相変わらずの性格。大阪のおばちゃんですね。今日、旭山動物園に行って先生に会ってきます。せっかくのご縁ですから」
 そうなのよ。もう、さんざんお世話になったのよ。でもこうして、またつながって広がったら嬉しいじゃない。