本「きんさん ぎんさんが長生きできたワケ」室生昇・棚橋千里著 あけび書房 2009年

1.ぎんさんのビックリ若さのワケ・・・ぎんさんの病理解剖医・棚橋千里
   *きんさん、ぎんさんのおいたち
   *「病理解剖」のこと、知ってください
   *ぎんさんは、若々しい!
   *ぎんさんの健康長寿の秘訣
   *長寿は遺伝で決まる!?
   *長寿は食事で決まる!? 
   *長寿は運動で決まる!?
   *長寿は性格で決まる!?
   *長寿の研究はこんなにある
   *長寿地域の共通点は
2.どえりゃ〜たくましい方でした・・・ぎんさんの主治医・室生昇
3.おしゃべりが身体に一番だがね〜・・・ぎんさんの娘さん達の座談会
きんさんぎんさんが見た日本・名古屋の100年
 前に「きんさんの大好物」という本を読んだことがある。
 これは108歳でなくなったぎんさんのことだが、病理解剖医の棚橋先生が言われるのは「血管が若い。胃やその他の臓器が若い。認知症はあるが、血管が若いので脳に酸素が送られるので、重度にならない。」
 生活態度など見習うことがたくさんある。
 ぎんさんは108歳にして、前の歯が4本ある。1992年、眼内レンズが保険適用された年に、ぎんさんも白内障の手術をして眼内レンズを入れておられる。主治医の室生先生が「目と耳と歯が良いことは老人を元気にします」と書いておられる。私がいつも「認知症の予防があるとしたら、目と耳と歯を治療すること」がお医者さんによって証明されたわけだ。