中学校に行く

 農繁期なので来週と再来週は休むつもりだ。
 行くと、生徒たちが「すももせんせ、何してたん?」と訊くので「竹の子、掘ってたのよ」と見せた。「わ!おっきい!」と喜んでくれた。
 まず「英語の特訓」と待っていた子と個別授業をする。
 次の時間は竹の子をゆでる。まず、皮をむく。根っこを切り落とすのが上手な子がいた。なべにぬかを入れて、ぐらぐらゆでる。そこへ男性担任登場。「これは何か?」「ぬか」「正解!ぬかは何のために入れるか?」「あくを取る」「正解!では今から、竹の子のえぐみ、体験」と言いながら、薄い皮をはがして一人ずつに配る。私も食べてみた。最初はいいが、だんだん、変な味になる。これが、えぐみ、かぁ〜?こんなことをしたことがなかった。
 「しかし、いのししは生で食べるんだよ。よう、こんなもん、食べるなぁ」と言うと「掘りたては、えぐみがないんですよ」と先生が言われる。お料理が得意だからね。
 今年から担任になった女性お二人は「竹の子をゆでる、なんてあんまりしない」そうであった。ゆでたのを買うのかも知れない。生徒は何でもやらなくちゃぁ。