私の感想。しんどいねえ。
「アラジン」の牧野史子さんて、この方だったのか。
「母子手帳」のような「介護者手帳」が必要だ。
「体、心、生活を支える」ことが必要だ。
「介護者支援法」が必要だと言われた。
行政の支援だとも言われた。
介護者にアンケートをすると「孤立していると感じる人が半数」いるそうだ。「支援を必要とする人」が半数いるということだ。
では残り半数は「孤立を感じない」。それは私のように、介護以外の世界を持てるぐらいサービスを使えるからだ。
サービスの供給が少ない。サービスを利用することに後ろめたさがある。使用限度額を超えてしまう。まだまだ介護保険でやれることはあるはずだ。
結局はお金の問題だとも思える。
私は行政に支援されたくはないなあ。
「あなたを支援するために来ました」なんていやだなぁ。「それなら、もっとばあちゃんを預かってよ、その間に好きなことをするから」と言いたいなあ。
「当事者の会」というのがいい。
対等な関係がいい。ボランティアはありがたいが、関係は対等でありたい。
当事者だけだと傷のなめあいになったり、愚痴の言い合いになったり、出口が見えなくなったりすることもある。プロの確かな目もありがたい。
家族の支援だってケアマネさんの仕事ではないかしら?
デイサービスの職員が「送迎時に家族の方も立ち会って」と言うのは、家族が疲れていないか?と顔色を見るのも仕事のうちなのではないかしら?
今はそれができていないのは、ケアマネは雑多な事務処理に終われ「家族や本人とともに」という本来の仕事に向き合えないからであり、そこまでの力量が無いのは、育てる気が無い事業所のせいであったり、監督できない行政のせいではないのか?
もっとやるべきことがあるように思う。