検査

 夫の検査に付添ってきた。
 先日は胃カメラだった。「大丈夫」の範囲に入った。
 今日は大腸内視鏡で、ちょっと手ごわい。何度も胃腸の手術をしているので、そのときに腸がどこかと癒着したりして、なかなか内視鏡が入らない。「いた〜い!」になって「軽く麻酔をしましょう」になり、「さめるまで入院です」になった。
 まだ麻酔のきいている夫に代わり、私が説明を聞く。「このポリープは、今はとらなくても大丈夫でしょう。これは取りましょう。取りましたよ」になって、「組織検査がすんだころにもう一度結果を聞きにきてください」になった。
 年末の1日を予約して、病室に上がり、止血剤の点滴をした。4人部屋なので、同室の人に見舞い客があったりして、師走の人模様も様々だ。
 麻酔をしなければ入院もないので、検査と診察だけなのだそうだ。私も開腹手術の経験があり、検査の痛さもわかっているので、できればもう検査はしたくないと思う。
 ばあちゃんは胃腸が丈夫で幸せだった。
 しかし、先生が優しいというのは、病人には本当に幸せだねぇ。2階は産婦人科なので、赤ちゃんが見える。いい気分。