福知山線脱線事故の日

 出勤のために利用する息子からのメールです。8時半ごろのバスで名塩駅に向いました。
「名塩駅に慰霊式の記帳所。
名塩発 8時54分の電車
前から2両目まで報道関係者、宝塚のホームにも多数」

 ありがとう。それでは私も記帳に行きます。
 この時間にバスに乗り、名塩駅からJRに乗車して、宝塚駅で向いの線路に待機している東西線に乗り換えて、事故にあってなくなられた人が多いのだ。だから私の知っている方も大勢いて、お葬式にも行ったし、新聞記事も読んだ。
 私自身は田んぼの土手の花山椒をむしっていて、奈良の友達からメールが来た。「すももちゃん、お元気?事故ですけど、乗ってない?」「今、山椒の木に取り付いているよ」それが昼に自宅に帰り、テレビで知った惨事の始まりだった。俳句の会の近くなので、あとから聞いた。
 逝く君の無念晴らせよ松の芯 これは俳句の会で追悼句を作った人の作だ。いつまでも忘れない。今年で丸6年、七回忌だねえ。