親子同窓会

 今日は小雨の中、教え子とお母さんたちが来た。
 特別支援学級の時の思い出やら、今の生活やらを話し合った。
 親が亡くなったあとグループホームに暮らす教え子は、ガイドヘルパーさんと一緒にやって来た。会社で清掃の仕事をしていると言う。休みの日は一人で出かける。お気に入りはUSJで、年間パスを持ち、しょっちゅう行くそうだ。もう一人はメモ帳を出して「誕生日、いつ?」と聞いてくる。住所と名前と誕生日を書いている。そして自分の住所と氏名と誕生日を書いたメモを相手に渡している。名刺交換みたいなものだ。
 こうして元気に暮らしていることがわかり、別れたあとで「良かったなあ」としみじみ思った。ガイドヘルパーさん、ありがとう。