伝える

 1993年から書いていた「村の昔と今」「どうぶつものがたり」をコピーしてきた。
 連休の前に、近所の小川に子供たちが遊びに来ていたことがあった。元気なことは素晴らしい。しかし、2日かほどして気づいた。川をせき止めていた土嚢を土手に引き上げているし、土手の石積みの石を引き抜いて下に落としている。土手が崩れるではないか。これは「農業」を知らない子どものせいではなく、親も知らないのだ。「土手を崩すと田んぼの水が逃げて、稲が枯れる」
 我が家の子どもが小学生のころは地域でも農家の仕事や、「危ない動物・まむし」や「困った動物・猪」の話をして、家で注意してもらっていた。夫が民生委員のころは地区のPTAの集まりで話していた。
 いつになっても伝えねばならないのだなぁ。それでコピーをしてきたのだ。小学校の教頭先生に届けることにした。