紫陽花の会

 「田植えがすんだらやる」約束の「6月紫陽花の会」
 昨日と今朝から用意したものは、皆にあげたい、大根、人参、えんどう豆。
 皆に見せたい「雁皮の花」。名塩の手漉き和紙の原料は雁皮。今頃に小さな黄色の花が咲く。収穫は3月にしてほしいと紙漉きの人はおっしゃっていた。木の形と模様を覚えておいて山に取りに行くのよ。この地に引越ししてきた縁で、この地の産物も知って欲しいし、山道を歩けば、どんな花が咲き、田んぼの稲はどんな大きさか、そういうのも見てほしい。そして、子供たちに伝えて欲しいのです。
そして「カスミサンショウウオ」の写真。近所のアマチュアカメラマンさんが撮ってくださったもの。うちの池の彼らも今はこんな大きさだ。
 参加者はなんと20人を越えた。介護している人、終わった人、これからのために「勉強になるから」と来る人、プロのスタッフさん。
 初めての人がいて、真ん中に座ってもらって、私が紹介をする。
 「紫陽花の会」早分かりプリントを配る。初参加の人にも、ここまで積み上げてきたものを知ってもらって、話が通じるように、「老健」とか言葉が出ると、中断しても「看護師さん、ちょっと説明して」と確認を取る。
 外に出て庭で写真を撮る。カフェレストラン「我夢」のオーナーは庭いじりが好きで、綺麗な花が咲いている。ここで写真を撮る。なかなかいい感じ。
 お食事。このときは席の近い人と話す。
 すんだら席を密集して、声がよく聞こえるようにする。
 今一番の話題は病気とけがと入院の話。「入院したら付添いが必要か」と各病院に問い合わせてくれた人がいた。ありがとう。
 ついでに看護師さんが「病院や老健や特養には、家族は足繁く通って、『あの家族がいるから患者さんをおろそかに扱ってはいけない』と思わせることが大切」と言う。ついでに「同じ時間に行くのではなく、神出鬼没、『何時来るかわからない』緊張感を与えるのも大切」と追加する人あり・・・。「私たちの方がスタッフより年長だから、育てるつもりで、まずお礼を言って、感謝の言葉を伝え、何か困ったときに要望を言えるような信頼関係を作っておくことが大事」と言う人もある。なかなか深い・・・。
 あとは「言いたいことが山ほどある」人の話を聞く。お茶の時間で、さし入れは「東京のお菓子」・・・送り主は内緒。
 残りの時間で、まだ言っていない人が一言ずつ言うのだが「山ほどある」とメールしてきた人があまり言わない。私に長電話してきた人や、メール相談してきた人は「もう自分なりに消化できた」のかも知れないね。それはそれでよかったかも。
 
 時間になって「次回の約束」をしないで別れてしまった。「幹事」を決めて「日時」と「メニュー」を決めてもらうつもりだったのだ。しまった!また私がしなくちゃならない?