浅草

 今日の万歩計、5737歩で、そのうちの 「いきいき」363歩。
 朝から雨。けぶっていて外は見えない?
 ホテルの外のコンビニで傘を買い、ロビーに戻って「タクシー」マークをみつけ、観光タクシーを頼んだ。3時間で12000円だそうだ。
 朝ご飯に行く。1階のレストランは「10分待ち」の列だ。中華料理のバイキングに行くと、すいていて、しかも美味しくて得した気分。
 10時にタクシーが来てくれた。「どちらへ?」と聞かれて「雨なのでおまかせします。浅草に行きたいかな?」と夫が言う。
 東京タワーが見えてきた。「来たことないから上りたい」というわけで、エレベーターであがった。雨のため、遠くまでは見えない。表示板を見ながら「こちらが・・・」と見て行くと、東京は緑が多い。広いお寺。高いビル。
 途中はたくしーの窓から見るだけ。スカイツリーもてっぺんがけぶって見えない。おりて写真をとる気にもなれない。
 浅草に行く。仲見世を見ながら歩く。お土産やさんに入って見たが、私の趣味と合わないのよ。食べ物も飾り物も。残念ながら、見るだけ。
 お土産は、朝からホテルのお土産店に行った。迷ったあげく、この際、スカイツリーの記念クッキーだ!箱に建設中の写真が順に載っている。来年に完成したら売ってない品物?。いや、完成のタワーの写真もあるから売るかも知れない。それから猫の絵の日本手ぬぐいを5枚。「桜並木の猫」が何とも言えない可愛らしさ。というか、あほらしさ、て、言うと関東の人には叱られるかも知れないが、関西は「あほちゃう?」と言われても「えへへ」ですむが「バカじゃない?」と言われたらムカッとするのだから、言葉と文化の違いよ。私が頑固で関東の人に合わせてあげられないだけです。それからカラフルドーナツ。かわいいから。そのお土産たちは、ホテル内の「クロネコヤマト」で家に送った。
 お昼ご飯に入ったお店は、働く人がずいぶんベテラン(?)で面白かった。オーナーかな?これは面白いし、味も気にいったが、町の公衆トイレが汚れていた。「今どき、なあに?」と思うぐらいひどかった。これで町の印象は落ちるなあ。
 あとはぶらぶら歩いてこの歩数、今、新幹線車中。
 来てみないとわからないのは、町の暗さと暑さ。
 町は節電で証明は落としてある。「これで十分」と私は思うが「暗いよ!」と言う人もいる。旅行者の言うすじあいではない。住んでいる人の感覚なんだから。私は今までが無駄に明るかったと思うよ。
 それは大したことないが、気温が低い。今日は雨で、外は9月下旬の涼しさ。半袖のブラウスの上にジャケットを着ている。飲食店に入ると、食べているうちに暑くなってきて、外に出ると涼しいという有り様。つまり、冷房の節約は来てみないとわからない。
 もっとびっくりした、ことはある。「見ないとわからない」ことだ。でも書くのはやめておく。
 もっと言うなら、「被災地に行かないとわからない」ことがあると言われれば、行けない私には言う資格がない。