湯たんぽ
節電と言われ、息子は湯たんぽを買ってきた。ご機嫌で使っている。お湯は台所のストーブにやかんを乗せたらすぐに沸く。
私も買ってきてもらった。布団に入ったときは熱いぐらいだ。朝はさすがに寒くてものたりない。起きるしかない。いいかな。電気代、節約。
私の子供の頃は「こたつ」だった。陶器のやぐらに陶器の火入れ。かまどの炭を入れて灰をかぶせる。布団の中にこんな物があると、行儀良く寝ないといけない。蹴飛ばした話は聞かないから、みんな、体が覚えたのだろう。
今、朝になると息子の湯たんぽが畳に落ちているのは、寝相の悪さよりも、世の中が便利な時代に育ったからの油断が、生命力の退化かしら?ね!
昔の話に戻ると、「こたつ」の次は、「豆炭あんか」、それから「電気あんか」「電気毛布」になったのだ。便利で嬉しかったよなぁ〜。それが「湯たんぽがクール!」なんて、時代。なんなんだ?
いや、いいのかも?