○厚生労働省広報室  小宮山洋子厚生労働大臣記者会見概要(2011.12.21)

 市民福祉情報・オフィス・ハスカップより
http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/2r9852000001z15r.html
  記者:
   介護報酬に関しても、
   この結果を得まして大臣のご見解を。
  大臣:
   私どもはプラス2%と言っていたのですが、
   財務省はもっとずっと厳しい数字を言っていたので、
   このプラス1.2というのは
   プラス2から物価の分の0.8をひいた
   実質的にこちらが取りたかった最低限のものは
   取れたというふうに思ってます。
  記者:
   なかなか厳しい数字かなとも思うのですが、
   かねておっしゃっていた介護職員の処遇改善は
   この数字で可能でしょうか。
  大臣:
   それは可能です。今回の介護報酬改定15,000円の分は
   可能だと思っています。
   ただ、社会保障の一体改革のなかで2015年までには
   お約束の40,000円にしていくという目標は
   立てていますので、
   そういう意味であと今度は少しでも15,000円より
   プラスにしたかったんですが、
   残念ながら15,000円をキープできた
   というところだと思っています。
  記者:
   0.004と介護の1.2%は
   官房長官の調停案ということで。
  大臣:
   官房長官財務大臣と私のところで
   話し合って決めたということです。

 [関連資料]
 ○厚生労働省
  保険局、老健局、社会・援護局障害保健福祉部
  「診療報酬・介護報酬改定等について」
  (2011.12.22公表)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001yvtf-att/2r9852000001yvwy.pdf
  介護報酬改定
   改定率 +1.2%
    在宅 +1.0%
    施設 +0.2%