テレビ「ドキュ 水爆マグロ」本日深夜0時50分 読売テレビ

 朝日新聞1月23日に紹介記事「フォーカスオン! 『放射線を浴びたX年後』 日本系、29日深夜0時50分」
 愛媛県南海放送が制作した「放射線を浴びたX年後 ビキニ水爆事件、そして・・・」
 1954年、ビキニ「死の灰」の真相。
 被害の全容に迫ったのは、高知県の元高校教師、山下正寿さん。米国の水爆実験当時、延べ1000隻以上のマグロ漁船が南の海に向った。第五福竜丸が被曝した事件としてしか知られていないことに疑問を持った山下さんは、80年代半ばから漁船乗組員を訪ね歩き、多くが50〜60代の若さでがんで亡くなっていることを突き止めた。
 山下さんの長年の調査に光をあてたのが、南海放送の伊藤英朗ディレクター。2003年から調査報道を開始。通常業務の合間をぬい、休日に自家用車で取材。ほぼ毎年、取材成果を
ローカル枠で流したが、真夜中の放送時間だったこともあり、反応はまったくなかったという。
 今回の全国放送も深夜だが、「私たちは番組の訴えを知る義務があるとさえ思う」と書いておられる。