「ゆうゆう」2月号主婦の友社発行

 駅前のビルやコープから本屋さんが消えて、スーパーのレジ付近に本のコーナーができた。 思わず、立ち止まって見てしまう。これは1ヶ月も前の発行。
 表紙の一番上に「恐れずに、正しく知っておきたい認知症」とある。
 ドキュメンタリー映画監督関口祐加さんが、ご自身のお母さんを撮影された。
 「それまで、実は良妻賢母を演じていた母が、認知症になって本音で生きるようになった。そんな素直な母が好き。愛おしいと思う。」離れて暮らしながらも「あれ?」と感じていた。
 「大変なときほど笑うんです。悲劇のように思えることも客観的に見ると喜劇ですから」  「アルツハイマー病を母と一緒に楽しもう」
 「介護する人が笑顔になれば相手も変わっていく」
 ドキュメンタリー映画「此岸、彼岸」2012年春・公開予定
 認知症の親と笑って暮らす心得
1.偏見をなくして尊厳のある人間と受け入れ、世間に隠さず、さらけ出す
2.介護はチームワーク。ひとりで抱えず、人の手をどんどん借りる
3.イマジネーションを豊かに。相手の立場からの世界を想像してみる