訂正

 かっぽう着だ。シニア向けらくらく携帯電話で、文字が大きいから、老眼鏡無しで、書いていたら、ぼ と ぽ を間違えた。
 さて、私がばあちゃんから婦人会を引き継いだのは、退職した時だ。地区の婦人会の行事は年度末の総会ぐらいしかなかった。家の数は、農家やら、非農家やら合わせて30軒ぐらいだったかな。
 もっと昔は手芸講習会があった。私も、おばちゃんたちや若いお嫁さんに混じって、ちぎり絵を習ったり、白い長い毛の犬のぬいぐるみを作ったりした。
 私が婦人会に入った頃は、十歳以上も年長者から同年代までいた。地区の委員に当たると、上部組織の会合に出て、行事の世話役になる。親睦の一泊旅行があった。婦人会の旅行なら主婦も若嫁も出してもらえた、という時代だ。廃品回収をして、婦人会大運動会のお弁当を買ったりしていた。お揃いのTシャツを作ったりした。秋は文化祭をして、作品展をした。出品するために講習会をして、先生を呼び、いろいろな物を習った。
 そんなこんな婦人会も、ばあちゃんの介護中は、ほとんど参加できず、冬の間に夜なべして作った手芸品と「たたかうおばあちゃん」を製本して布に刺繍したのを文化祭に出品するぐらいだった。
 地区の委員も何人かが交代でしていたが、「そろそろ代わって」と言うので引き受けることにした。