婦人会「婦人防火クラブ」

 今日は婦人会の理事会だった。
 婦人会はボランティアなので、いろいろな活動をしている。理事になると自動的にいろいろな「会員」がついてくる。「婦人防火クラブ」というのもその一つだ。
 今日は消防署の所長さんやら課長さんやらレスキュー隊長やら総勢6人も来てくださった。
 発会式というやつで、所長さんの挨拶があった。
 火事はふだんの努力で防ごう。皆が意識することで、火事の件数を減らせる。家庭用の火災警報機の普及で火事の件数が減ったし、火事による死亡者も減ったそうだ。
 次に東日本大震災のDVDを見せてもらった。海上保安部が撮影なさったものだ。海上保安部は海沿いの高いビルなので、津波の来襲が一番早くに見える。怖かった。
 レスキュー隊長ともう一人が震災後の応援にかけつけたそうだ。「本当は、皆が行きたい。が、当地の任務もあるので、代表で行ってもらった」と司会者が説明された。実際、震災後すぐに、うちの前の中国道をサイレンを鳴らして、消防車などが隊列を組んで走って行った。
 私たちは阪神大震災を経験したので、サイレンを聞くだけで胸が熱くなる。阪神大震災の時は、夫も消防団員と*[自然]ササユリ
 とても良い香り。山野に自生していて、どこにでもたくさんあった。そのうち、取りたい人が現れて、もう少なくなった。だから私たちはみつけても、他人に場所を教えない。
 人間がユリ根を食べるのだから、ササユリの根も美味しいのだろう。山の猪も食べているに違いない。して救出に行って、赤ちゃんを一人みつけて救出のお手伝いをしたし、給水車で水も運んだ。うちの前をサイレンを鳴らして、遠くの県の名前を書いた消防車が来てくれて、どんなに嬉しかったか、知れない。だから、今度も、いつまでも忘れずに支援していこうと思う。