「婦人公論8月22日号」

 広告はすごい!
 普段は買わない婦人公論を買ってみると、
 なんだ、やっぱりたいしたことない、普通の話。
1.の安藤優子さんが「母の認知症を受け止めるのに10年かかりました」と言っていたり・・・。
だから介護保険があるのだよ。
 他のも読んだが、「豊富な知識と人脈」の備えが薄いのよ!ね。横に繋がればいいのにね。
 読者体験記の「期間限定認知症」が面白いのは、「原因不明だったが、思い当たることがあるとすれば、ひどい便秘かもしれません」のくだり。
 フーム! 便秘は脳の働きを低下させるのかなあ?
 覚えておこう。
 それにしても、しんどい話。
 我々から見るとしんどい特集ですね。
 さて、もう一つ。
「読者ノンフィクション傑作選 婦人公論サスペンス劇場、前編『母という棘の道』」
1.認知症になった人格障害の母は、妄想と罵倒が止まらない鬼
2.自転車カゴにチラシを詰め、塾の開設に燃えた夏
3.発達障害を抱える息子たち。「クソババア」と今日も言われて

 これもすごいのです。ところが、読んだヤマザキマリさん (漫画家)の評は、
「吐き出すように書く快感」だそうです。
「私も書くことに救われました。」「なんだコレ、可笑しいことだったんだ、って笑えたり、作品に生かせたり」
 ふむふむ、そう読むか?
 では、読み流し。作者に余分なツッコミは要らん訳か?つい、やってしまうんだよな。
 ヤマザキさんは「うちもそう、って共感する人が山ほどいるんじゃないでしょうか。記録を残して、想いを共有するのは、正しいことです」

 おそれいりました。