「紫陽花の会」

「今年一年お疲れ様の会」である。
 今年のヒットは男性の参加者が見えたことだ。
「持つべきは異性の友達」話題が広がる。
 「男性がいると、引き締まるね。女性だけだと、どろどろになりことがある」と感想メールがきた。
 そうねぇ。でも、たまたま、この二人の男性が素敵な方だったのだ。
 以前に参加された、私の先輩も素敵だった。施設の経営者も、ゆったりとして、味のあるおじさまだった。
 たまたまだった。
 「介護者の会」に行くと「困ってます!」という男性の中には、奥様が介護が必要になって初めて、台所に立つ方もおられて、「どうしていいか、わからない」状態の人もいる。介護サービスや、他人の手を借りたくない方もおられて、アドバイスしてもなかなか受け入れられない人もおられる。
 人はいろいろ。それまで生きてきた人生が現れる。
 「介護を楽にするのは、豊富な知識と人脈」だが、一朝一夕にはできないのだ。