神社の正月用の買い物

 午後は宮守が3軒集まって、お正月の買い物に行った。
 お供えは、海の物(するめと昆布)、山の物(大根はあるので、金時人参ごぼう)だ。お鏡餅は、1升5合のかさねを3組。昆布とだいだい(代々続くように)と串柿(外は2こ2こ、仲6つまじく)。家で干し柿を作ると、ひもでつるす。串柿にすると、串のきわからカビが生える。昔のように、きーん!と寒い冬でないと、串柿はできない。自家製でまかなえないのがたくさんあって悔しい。
 お神酒は供えてくれる人がある。初詣で客にふるまうのに、するめやお菓子やみかんを買う。
 「ダイエーに行けばみんなそろう」と思ったのだ。夏祭りのすいかはダイエーに大きいのがあったのだから。
 ところが、みかんはない。大箱がない。5キロや3キロ入りなのだ。昔はどこの家も10キロ入りを買ってきた。今はオレンジやらいろいろ出回っているのがおいしいのか、少人数なのか、10キロ箱がない!
 業務スーパーに行ってみた。10キロ箱はあるが「野生のみかん?」の雰囲気。うちの野生の柚子のように、こすれ傷がある。自家用にはよくても、参拝客にはふるまえない。「二郎いちごのお店の近くに、みかんやさんがあるから行ってみよう」と言う人について行った。和歌山みかんだ。参拝客にはLサイズ。ついでに自分で、好みのきんかんとSみかんと、鳥取の巨大あたご梨を買った。なんだか、自分の買い物気分になった。
 あとは、お天気が心配だ。