外にお供えは無用

 神社は修理ができて立派になった。
 山の中なのに、散歩がてらお詣りに来る人がいる。
 今日は、白紙にお神酒とみかんとおつまみと盛り塩が供えてあった。
 ありがたいのですが、これは困ります。お墓のお供えもカラスや獣に荒らされないように持ち帰るのです。
 帰宅して看板を書いた。A4サイズで透明の袋に入れた。ダイレクトメールも読んだ後、透明封筒の使い道は多い。

「神社にお詣りいただきありがとうございます。
1月1日午前6時から11時
1月14日 とんど
毎月1日と15日
以上、当番宮守が神様にお神酒をお供えし、参拝の皆様に振る舞います。どうぞお詣りください。
その他の日はお神酒等をお供えするのはおやめください。
お山は虫と獣のものです。人間の食べ物をお供えされると、彼らが迷惑します。よろしくお願いします。宮守より」