三学期

 冬休みは長くて、8日が始業式だった。
 今日は今学期の初めての日。
 いきなり「理科の授業で理科室にいる」と言われた。4階まで行ったが、どこか、わからない。別の先生にきいて行って「教室の表示板が無いので、わかりませんでした」と言うと、先生は「表示板は透明なんです」と言われる。どうりで・・・。でも、透明でもいいから、インクの色だけはつけといてよ。読めないやん。授業はお得意の「カルメ焼き」だった。こんなの、作ると、甘いにおいが充満して、何してるか、まるわかりなのに!今日は砂糖を熱して沸点を調べる。沸騰したら液体になるから、アルミホイルに流す。冷えて固まると・・・もちろん食べられる。
 次は1年生の生徒の家庭科の授業について行った。
 お正月の食べ物とそれに込められた願い、日本の節季や人生の節目の祝い事などを習った。「その年齢まで生き延びたお礼」ふむふむ、良いお話。
 その土地の食文化を尊重し、自分が知らない物で奇異に見えても、それを尊重する事など、良いお話だった。