消防訓練

 今日は婦人会の月例会だった。
 地区委員をすると、婦人防火クラブ会員というのがついてくる。
 雨上がりの神社の境内に集合した。寒い!「焚き火はないの〜?」ときくと「すももなら焚き火、上手かも?」と言われた。
 ほんとだ。うちの氏神さんなら境内に着くなりドラム缶で焚き火だ。温まってから動く。
 畑に行っても、植木を剪定した枝で焚き火をして、草を燃やす。
 さて、消防署の教育係の人が登場。水消火器で訓練をする。的は三角板だ。迫力無いなあ。町内会なら昔はドラム缶を半分に切った容器に油を入れて燃やして、粉末消火器で消した。経費節減なのかなあ。
「火事やー!みんな、来て!」と言いながら、消火器を取り、ピンを抜き、左手で筒先を持ち、右手でハンドルを握る。手前から火を向こうへ押しやる感じで、水をかけながら進む。的に当てる。
 訓練、終わり。
 会館に移動して説明。「煙訓練をします。サイレンがなったら避難してください。煙は白でバニラの匂いです。害はありません。バニラだからって、おなか、すかないでください」
 あんなあ、こんなとこで、笑いをとらんでもいいよ。関西人のサービス精神、やりすぎ。
 会議をしていたら、非常ベルがなり、「火災訓練!避難してください!」
 会議中の我々と会館事務室の人たちが逃げる。
 煙を充満させた部屋を通る。口にハンカチを当て、姿勢を引くして。白い煙でも、前が見えない。壁を伝って逃げる。ちょっと怖い!
 後で質問したら、煙を吸って亡くなるそうだ。
 老人ホームなどはスプリンクラーで水をどっと落とし、その部屋の火を消すしかない。燃え上がると、防火扉で煙を遮断するのだそうだ。
 ともかく、火事を出さないように。火の用心。