浜松市博物館

 お城を出てからタクシーに乗って、博物館に行った。運転手さんが「ああ、蜆塚(しじみづか)公園ね」と言われた。蜆塚遺跡は国指定史跡で、4000年前の貝塚を保存し、公開しているそうだ。
 浜松市の地図を見ると、博物館の西に佐鳴湖(さなるこ)があり、北に「医療センター」がある。浜松医療センター?金子信雄医師が「認知症予防」をしておられた所だ。時間があれば、そして一人ならば、見に行きたいところだ。(結婚式のため、夫と来ている。夫は肺が弱っているため、歩くのが苦手だ。)
 博物館に入る。まずは「原始」の部屋で、ナウマン像の復元模型を見た。長い牙だった。
 この辺には「浜北人」という古い人類が住んでいたそうだ。実物大絵形があったので背比べをすると、私ぐらいだった。つまり、小柄だ。(150センチ)
 遺跡の説明と貝塚の模型もあった。
 中学校で習った歴史で、「登呂遺跡」は静岡県だったね。貝塚だ。
 そうか、忘れていた。
 私が兵庫県にいて、奈良や京都が近いので、歴史は奈良からという感じを持っていた。大和朝廷より古い歴史があった。縄文式土器を見て思い出した。忘れていた。ごめんね。
 「特別展」はお雛様だった。浜松の旧家に伝わる、立派な段飾りだった。さすがに見事だ。
 展示室の奥には講義室などもあり、春休みの子供たちの声が響いていた。