「紫陽花の会」

 今日は9人。
 最初のトピックは「巨大じゃがいも」。メークィーンの「扁平さ」に一同、はてな?男爵の巨大化に、お百姓の男性から「1株の全部がこの大きさ?」と質問が出る。「覚えてないけど、たぶん違う。1つが大きくて、あとはたぶん小さい」と言うと「そうだろうね」。薩摩芋なら、1株に似たような大きさのが入ることがある。じゃがいもは大きいのや小さいのが混じってできる。畝の端の株なら、遠慮なく大きくなる。
 次は「梅」。青い梅は梅酒になる。完熟すると、綺麗な梅は梅干し。でも、漬けても食べる人がなくて断念。というのは嘘で、漬けたい気持ちになれなかった。畝の草が伸びすぎて何回も機械で刈っているうちに、赤い紫蘇が見当たらなくなった。今、点在している何本かを大事に置いていたら、来年は赤い紫蘇が取れるだろう。それから漬けよう。
 そのため、完熟して落ちた梅を毎日、1kg、2kgと拾い、綺麗な物は冷凍してからジュースにした。傷がついたものは傷を取り除いて、ゆでて、ざるにあけて、さましてから、種と皮を取り、裏ごししてジャムにして配った。びんもなくなるし、砂糖も使い果たしたので、裏ごしの段階で冷凍保存用の袋に、250gずつ入れて冷凍した。冷凍庫も満タンになり、順にひとにあげて、最後の4つを今日の「紫陽花の会」に持参した。
 じゃがいもは「孫に見せる」と言って、友達が引き取った。「冷凍梅ジャムの素」は3人の先輩にさしあげた。これで今年の梅は終わった〜。やっと終わった。
 話題は、東京の旅に草津の旅。
 友達から「それで!編集長のお話は何だったの?」と質問がくる。「は?話?」「そう!どんな話?」「忘れた〜。晩御飯を食べたんだもん」おいしいお食事が目的、秋の同窓会旅行の下見が目的だものねぇ〜。
 それでも「浜松医療センターの金子満雄ドクターの『認知症予防』と増田未知子さんの『3A』の話」と言うと「それは何?」ときくので、「あかるく、あたまをつかって、あきらめない」と言うと「それ、いいねぇ〜。姉に教えてあげよう」と言う。
 お食事をはさんで、話は介護、病院、福祉、自分の死ぬ時の話、リビングウィル、今日ももりだくさんであった。
 いろいろな行事がこれで終わり、あとは百姓にいそしむ。「紫陽花の会」がいちばんリラックスできるなぁ。