お寺の当番

 土曜日から報恩講なので、おかずを寄付してくださる方の家に集めに行った。
 私は里芋を出すつもりで春から植えて、せっせと水やりをしたのに、最近、試し堀りをすると、ずいぶん小さくてがっかりした。しかたがないので、4株も掘って、小さいのを自家用にして、ちゃんとした大きさのを出した。
 ところが、集めに行くと、若い人が作った里芋は立派だった。「なんで〜?」と聞くと、「品種や!もっと早生を植えたらいいよ」と言われた。そうなのか。ばあちゃんがやっていたころは、里芋の株を掘り上げて、茎を切り、下の株を裏返して逆さにして、畑のすみの穴に埋めて、土を盛り上げて、もみがらをかけて、上からビニールシートで覆って冬越しさせていた。春に掘り出して、種芋にしたり、残りを食べたりした。私はサボリだから、種の保存をせずに、ホームセンターに買いに行くんだよ。品種選びを間違えた、ってこと?残念!
 それでも、10軒以上がいろいろ出してくださって、お寺に運ぶことができた。感謝、感謝。