芋ほり

 「紫陽花の会」会員の一人が「24日に芋掘りにおいで」と招待してくれていた。ところが何日も前から「台風27号と28号が接近。秋雨前線を刺激して大雨」と予報が出ていた。「無理だろう」と思って延期したら、朝から曇りだ。「行けたんちゃうか?」と言われそうだ。
 しかたなく、夫と下見に行った。広い畑に、何でもたくさん植えていた。たとえば、私は茄子5本、ピーマン5本、きゅうり5本、などという「遊び」みたいなものだが、友達は「茄子25本の畝が2列」という具合だ。
 「たくさん取れたらどうするの?」ときくと「お父さんが職場に持って行って、みんなにあげる。私は茄子を丸ごと揚げて、しょうゆとみりんのたれに漬けて、ファスナー付きの保冷袋で冷凍する。ときどき出して食べる」と言う。おそれいりました。これは百姓としても、主婦としても、かなわない。それに「紫陽花の会」でも副会長で、いつも頼りになる。この人と友達でよかったなぁと、いつも思う。
 薩摩芋もたくさん植えていた。栗の木も大木で、実が大きい。倉庫も作業場を兼ねていて、道具も整然と並んでいた。私は穴があったら入りたいよ。もぐらの穴?