「坂口恭平躁鬱日記」坂口恭平著 医学書院 2013年

 坂口恭平さんは作家、建築家、画家、音楽家だと著者紹介にある。どんな人か知らずに、神戸大学病院の生協の書店で買った。
 電車の中で読んでも、夢中になれる。躁の時のむちゃくちゃな行動力が面白くて、引き込まれる。
時々、鬱の時の日記がはさまれていて、自信なく、繰り返すあたりは、なかなかしんどい。「ふーん、そうかあ…。そういう風に感じるのか」と思いながら、読んだ。