整形外科

 整形外科に行った。
 2月に右足をひねった。寒いので椅子の上に正座していたのだ。おりようとしてひねった。ひざの裏のすじが違った、という痛みだった。
 どこのお医者さんに行くか?悩みながら、いろんな人に尋ねたりした。
 でも夫の病院に通っていたので、自分のことは後回しになった。大学病院は普通の病院では治せない患者さんが行くところだ。毎日行くからと言って、お世話になるわけにはいかない。1階の廊下は各科の待合室なので、受診者ゆえに歩くのに不自由な人達と、スタッフで忙しく歩く人ばかりだから、ぶつからないように注意して歩いた。
 何年か前に、足の裏が痛くなった時は、はり治療に通った。長い針を刺すのではなかったので、痛くはないし、全身のゆがみを治してバランスを整えるやり方が気に入って、長く通った。先生と話すのも楽しかった。先生は今はどこで診療しておられるのだろう?
 まあまあ、ゆっくり歩いているうちに痛みは薄らいだ。つもりであった。
 ところが、最近、ビリビリ、という痛みを感じるようになった。
いかん、行かねば・・・。
 知人の教えてくれた整形外科に行った。レントゲンを撮ったあと、診察台に寝て、先生にポキポキ!背骨を押してもらった。何だろう?
「足が曲がるようになったでしょう?歩いてみて。楽でしょう?」と言われた。
確かに、そうなった。看護師さんに説明書をもらった。不思議な体験だった。