「畑の学校」

 前からの約束の親子が「水かけのお手伝いに来ました」とやってきた。
 「水かけ」は大雨で充分だ。おまけに水源地から下方の川の土手が崩れて、引いていた水道管がつなぎ目で外れて埋もれているそうだ。栓をひねっても水は出ない。
 薩摩芋の畝の一番端っこを掘ってみたが、まだ小さかった。お盆の客に薩摩芋のてんぷらが出せたら最高だが、今年は無理だった。
 かぼちゃは雨の降る前に収穫しておいたが、小屋に置いていて、親子にあげるのを忘れた。きゅうりやピーマンやミニトマトは取れた。ねぎも引いた。「ねぎは多い分は切って、冷凍保存よ」と教えてあげた。
 親子で「夏休みの自由研究だ」と言う。テーマは「調整池」だそうで「この前に芋ほりに来たときは、これが池だったでしょう?」と見せると「埋まってる!」と言う。研究になったかな?
 今日は暑かったねぇ。