犬がずぶぬれ!

 寒かった!
 朝から外で音がする。道路工事かなと思って裏口を開ける。
 山から引いた水道配管が古くなり、水が吹いていた!慌てて、田んぼの土手のバルブを閉めに行く。帰るともう水音は止まっていた。
 犬はどうしただろう?
 ガレージのシャッターを開けると、犬が見えない。柱の向こうからやってきた。地面は水浸し、犬は濡れネズミ、いや、濡れ放題。
 タオルでゴシゴシ拭く。
 ドライヤーを取りに帰る。風なんか嫌いなのに、じっと温風を受けている。いっぺん濡れ雑巾になると、なかなか乾かない。
 逃げればいいのになんで濡れる所におったか、わからん。全く、脳みそ無いんかいな?おとなしくしドライヤーのお世話になっておった。
「明日はこんなこと無いように早起きしよう」と思った。
 水はどうした?配管は古すぎて、サイズが今のと違う。捨てずに置いていたのを使ってなんとかなった。
 犬は風邪引いてないか?何度も見に行って、鼻先を確認したが、熱は無く、元気に食べて、散歩に行き、小川に入って水を飲んだ!
 水浸しは案外短い時間だったのかも知れない。びっくりしたなあ。